BolBolのレッスンの特徴About Lessons
オーダーメイドなレッスン内容
BolBolのレッスンにマニュアルはありません。レッスン内容は、その方の体力や技術力、ご要望を踏まえたうえで、個別に設定しています。フィジカル強化を目的とする方にはたくさん登っていただきますし、体力に自信のない方にはゆっくりとご指導いたします。マンツーマンのレッスンなので、対応力には自信ありです! なお、キッズスクールは準備体操と基礎能力トレーニング時のみ集団レッスンの形態を取りますが、レッスン本編では一人ひとりが各自の課題に取り組み、必要に応じてコーチが付き添う実質的なプライベート形式となっています。
実践型の指導スタイル
ふつう、理論は現象を説明するために用いられます。つまり、最初に”事実”が存在し、その原理を理解して、応用できるようにするために理屈が添えられる、という順番になっています。 こうした事情を踏まえて、当店のレッスンは実践を重視します。理屈から指導を始めるような教科書的な方法ではなく、体験を通じて感覚を磨きながら、適所で説明を補います。とくにキッズスクールでは、子どもに生来備わっている旺盛な学習能力や好奇心を尊重し、”正解”を一方的に与えたりはせず、主体的な発見と思考をうながします。
お子様の成⻑とボルダリングGrowth with Bouldering
開業以来、 小学生を対象としたレッスンを続けてきた当店では、ボルダリングを続けることで子どもたちが獲得する”3つの力”を確信しています。失敗を肯定する力
ボルダリングは失敗が前提のスポーツです。登れない壁に挑み、試行錯誤を繰り返す過程で、何度も地面に落とされます。だからこそ、マットというセーフティネットが用意されており、クライマーたちは失敗に対する肯定的な姿勢を共有しています。つまり、ボルダリングジムには、「安心して失敗できる環境」が存在しているのです。成功体験に根ざしたプライドはときに脆く、保守的な回避行動をとる原因にもなりえますが、「失敗しても大丈夫」という感覚は、確固たる自信と豊かな挑戦意欲を生涯に渡ってもたらすでしょう。
論理的に問題解決する力
ボルダリングは全身を使って挑むパズルです。出題は文章のような抽象的な方法ではなく、はっきりと目に見えるかたちで行なわれますし、思考の過程は頭のなかだけで完結せず、現実の運動となって明確に表れます。つまり、「問題を分析し、思考して、実行する」という一連のプロセスを、視覚や身体感覚という確固たる実感をともなって体得していくことになります。さらには、集団授業や練習相手のいるスポーツでは実現しづらい、自分のペースでじっくりと考える時間を確保できます。こうしたボルダリングの特性が、失敗の原因を追求し、成功パターンを蓄積していくという、論理的な問題解決能力を自然と育んでいきます。
他者と共存していく力
ボルダリングジムにおいて、子どもは特別な存在ではありません。尊重されるべき個人であると同時に、ほかのお客様たちと対等なコミュニティの一員であり、ルールやマナーを守る必要があります。その一方で、同じくジムのルールとして、登る順番が回ってきたときには全面的に自分が主役になることが許されます。こうした環境のなかで、子どもたちは、「他者への気遣い」と「自分のしたいこと」が両立する感覚を体得していきます。他人か自分か、社会か個人かという二極的な態度に陥ることなく、周囲との共存・協調のなかで自己を大切にしていく社会的な態度が自然と育まれていくのです。
ボルダリング教本Technical Tips
完登の達成感がクセになるボルダリングですが、その一方で、独学が基本のために初心者の方にとっては継続の敷居が高いところがあり、順調な成⻑とモチベーションの維持に困難を感じてしまうこともしばしばです。そんな心細さの解消に少しでもお役に立てるよう、当店は公式ブログにて技術や練習方法についてのアドバイスを発信しております。より多くの方々の「上達したい!」という気持ちに寄り添えるよう丁寧な説明を心がけていますので、ぜひご一読ください!